project
アトリエヤマダとのコラボレーション
地域や企業が持つ素材とアトリエヤマダがコラボレーション。新しいワクワク体験を生み出すプロジェクトを各地で進めています。
江戸時代から続く老舗紙屋と、【紙の可能性】を追求
紙の遊園地プロジェクト
パートナー:中庄株式会社(東京日本橋)
創業239年になる紙の卸問屋である中庄株式会社と、紙の面白さをとことん追求するためプロジェクトが生まれました。
見出したコンセプトは、「紙の遊園地=日本橋に新たな創造拠点となる発信地をつくる」。このコンセプトのもと生まれた取り組みが、紙と地域素材で、ワクワクをカタチにする図工室【chokipetasu-チョキペタス】です。事業そのものをどう組み立てるか、どんな魅力あるアトラクション(コンテンツ)に仕立てるか。どう集客し、どんな体験を設計するか。アトリエヤマダの知見をフルに活用し、プロジェクトをカタチにしていきました。
2021年の11月には、エリアの企業やクリエイターを巻き込んだ【紙の遊園地イベント】を開催し、日本橋エリアに活気をもたらしました。その結果、これまでは問屋街で姿を見ることができなかった親子層が多数来場するなど、地域の新たな魅力発信にも貢献しています。
また、チョキペタスとは異なった角度から紙の魅力を追求するボードゲーム【サカッソ】を開発するなど、ますます活動の領域は広がり続けています。さらに30社を超える地域のものづくり企業から、製造工程で生まれる廃材をワークショップ で活用する材料として提供いただくなど、従来の企業活動では生まれなかった繋がりも生まれています。
サンシャインシティとのコラボレーション
サンシャインシティは、かねてから水族館を起点にした、池袋駅東口エリアの活性化に尽力していました。アトリエヤマダと【水のいきもの】をダンボールで作るワークショップをマルシェで始めることになりました。マルシェのたびに、ワークショップが開催されることで、アトリエヤマダを目的にマルシェへ継続参加するファミリーが増え、そのファミリーがさらに友人を誘うなど、人の繋がりが拡大していきました。さらに、ワークショップに参加した後は、他の池袋エリアのコンテンツを楽しむ様子が見られるなど、エリアへの広がりも生まれています。
豊中ストリートピアノプロジェクト(とよなかピアノ)
「音楽あふれるまち」が培ってきた想いを
市内の子どもたちとカタチに。
豊中市は市内に音楽大学があるなど、音楽と密接な関係があります。「音楽あふれるまち」を標榜するほど、このまちにとって音楽は大切なものでした。そんななか、地域の小学校が廃校になることが決まりましたが、その小学校にあるピアノを生かしたいと考えていました。そこでアトリエヤマダとタッグを組み、ピアノをアトリエヤマダと子どもたちがペイントし、そのままストリートピアノとして活用する企画を生み出しました。また。完成したピアノをお披露目する演奏会の舞台セットもワークショップでつくり、子どもたちがこの企画に関わり続ける機会を生み出しました。その後、ストリートピアノは市内外の各所(大阪国際空港、ホール、ギャラリー)を巡回し、多くの方を楽しませ続けています。さらに豊中市初のアートイベント「ART ROOMS TOYONAKA」を企画するなど、音楽からアート領域全体への活動の幅が広がり始めています。
水都大阪コンソーシアムと、水辺でワクワクする体験を実施
水都大阪コンソーシアム
大阪の中之島は、水辺の魅力あるエリアです。
水都大阪コンソーシアムとアトリエヤマダは、「ダンボール船の造形ワークショップ」などを開催し、エリアの魅力をそのまま体験できる機会を提供しました。さらに、近隣の図書館とコラボした「絵本クルーズ」を企画するなど、中之島にある魅力とアートを繋げる活動を行いました。
渋谷桜丘 キッズアートクラブ「サクラファンタジア」 shibuya-san×アトリエヤマダ
渋谷をワクワクで盛り上げる新しいキッズアートクラブ「サクラファンタジア」。 『渋谷から創造力豊かな子どもたちが育ち、そして未来の渋谷を創りだす』をキーワードとして、渋谷フクラス1F観光案内所兼アートセンター「shibuya-san」 と日本各地でアートワークショップを開催するアトリエヤマダが初めてのコラボレーション。廃材を使ったワークショップやアート体験を通じて、未来を担う子どもたちのあたらしい芽を生み出すためのアートコミュニティ活動が渋谷からはじまります。本ネーミングは、イタリアの芸術家ブルーノ·ムナーリの「ファンタジア」に由来し、子どもたちの創造力がワクワクする未来のための発明に繋がることを願って制作されました。
福島「ピアノ復活プロジェクト」
東日本大震災の営業で帰還困難区域だった地域の学校に取り残されていたピアノを復活
本プロジェクトは、被災地のピアノを再生し町民に勇気や元気を与えようと、ピアニストの西村由紀江さんが公益社団法人 福島相双復興推進機構さまに取り組みを提案し実現しました。大阪豊中市のストリートピアノプロジェクトで西村由紀江さんとご一緒させていただいたご縁から、アトリエヤマダも関わらせていただくことになりました。
このグランドピアノは帰還困難区域にあった津島小学校に12年間眠っていたもので、福島県いわき市の「ピアノショップいわき」の調律師、遠藤洋さんが8月から修復を開始され、ペイント実施に至りました。
「西淀川アートターミナル」
「西淀川アートターミナル」通称NATは、事務局あおぞら財団とアトリエヤマダが、西淀川のアート活動の醸成と旧バスターミナルの活用のために立ち上げたアートプロジェクトです。